家守綺譚

2005年2月13日 読書
ISBN:4104299030 単行本 梨木 香歩 新潮社 2004/01 ¥1,470

今、読んでいる本。
仕事柄、新刊や人気本はチェックしている。



時代は、約100年前。
売れない文筆家の主人公は、亡き親友の父親から
とある家とその庭の管理を任される。
掛け軸からふらりとやってくる親友や忠犬、庭に現れる
摩訶不思議な妖?たち・・・。

毎日百日紅を触っていたら、それに惚れられてしまったり。
霊を背負ってしまった狸を解放して、お礼に松茸をもらったり。

そんなことがあったら、驚くどころの話ではないのに
とまどいつつも、そんな日常を淡々と、でもどこか
楽しみつつ送っている主人公。

こんな不思議な庭があったらいいなあ、と思う。
どこか遠くに出かけなくても、きっちりと四季の訪れを
感じることができる。

行間から、土や水、木々の瑞々しさまで伝わってくる。
さすが梨木香歩。

以下、秘密にて。
おかおか様、お気に入りに追加、ありがとうございました^^

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